まずは自分の現状を知る 逆算編

資産運用をしていくうえで、現状を把握することはとても重要です。

なぜなら、現状が分からないと自分にとって「いくらお金が必要なのか」が分からないからです。

社会情勢も含めて現状把握が必要ですが、まずは「自分の現状を知る」ことから始めましょう。

把握する項目は以下の2つです。

  • 生活費を含む年間必要金額
  • 年金額
まずは自分の現状を知る 生活費編 まずは自分の現状を知る 年金編

今回は生活費と年金を確認した後、どのような計算をしていくのかを確認していきましょう。

例で考えてみましょう

計算した生活費と年金が以下だったとします。

  • 生活費:約350万円/年
  • 年金:約250万円/年(夫婦2人分)

平均年齢を90歳で仮定する

現在平均年齢が伸びているので保守的に見積もって90歳で仮定します。

65歳まで仕事をするとして、以下の計算式になります

  • 年間不足金額:生活費(350万円) - 年金(250万円) = 100万円
  • 生涯不足金額:(平均寿命(90歳) - 65歳) ✕ 年間不足金額(100万円) = 2500万円

インフレを考慮する

これまでの計算で生涯不足金額が2500万円であることが分かりました。

次にインフレを考慮します。

日本の物価上昇目標は2%です。なので、年2%物価が上昇していくという仮定すると計算式は以下になります。

  • 生涯不足金額=n=1∑25​1,000,000×(1+0.02)n−1≈32,030,300\円

計算が複雑なので結果だけ確認してもらえればいいです。

インフレを考慮すると生涯不足金額は3200万円になりました。

インフレに対する防衛策

娯楽費や急な出費

これまでの計算はあくまで生活していくうえで最低ラインになります。

定年した後耐え忍ぶことは誰もしたくないと思うので、娯楽費等も+αとして計算しましょう。

個人差が大きいため、ここでは割愛します。

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